とうとう落ち着いてしまいましたなぁ、野鳥。まだ完全に渡りが終わったわけやおまへんが、今日はムシクイの声も聞こえず、もちろん「特許許可局」の声も。
ただ、早朝太陽広場東の森でサンコウチョウの声情報。姿を見た人は居らんかったようでっけど。
もうここまで来たら出会い頭待ちでんな。ホトトギスにカッコウ、アカショウビン。いずれが飛来しても平日やったらトホホのホですな、来るんやったら土日に来てね。
南外堀観察中「チィー」、周囲を探せば石垣沿いを飛翔のカワセミが真下で留まったような。回り込んで探すも姿なし、通り過ぎたかなと思ったその瞬間、亀が水中に飛び込む「おっ、もしや・・・」やっぱりそうや〜!スッポン、スッポンポンでんがな〜!!!
以前から存在は確認してましてんけどこんなに近くで見ることはない、この機を逃せば二度と訪れんかも。
水中を泳ぐスッポンにピントを合わせ、パシャパシャパシャ、パシャパシャパシャ。

なんとか特徴の尖った口をと、頭を出した瞬間、パシャパシャパシャ、パシャパシャパシャ。

それともうひとつの特徴、甲羅の尾部が大きく広がってるのを、パシャパシャパシャ、パシャパシャパシャ。

ヨッシャ、何とか分かりまっしゃろ。って朝イチから何を連写してるんや、ワシは。
同じく南外堀ではササゴイが水面を見つめる。
人工池ではコサギがダンスをするように小魚探し。
空堀上をアオサギが。
でもって、ゴイサギを確認出来れば大阪城公園のサギ4兄弟やったんやけど・・・
人工川紫陽花遊歩道では数輪開花の紫陽花、でもって今見頃の花は真っ白なサラサウツギ。

間もなく赤や青、紫の花に彩られまっしゃろ。
桜広場ではアオバトが観察されてますわ。ところで大阪城公園で冬を過ごしたアオバトはどこまで行くんやろ。夏に周辺の山で見たってな話し余り聞かんけど?
んじゃ、今日の野鳥といきまっか!
サンコウチョウ・アオバト・ツバメ・イソヒヨドリ・コゲラ・カワラヒワ・メジロ・シジュウカラ・エナガ・キジバト・ヒヨドリ・スズメ・ムクドリ・ハシブトガラス・ハシボソガラス・
カワウ・ササゴイ・コサギ・アオサギ・カワセミ・カルガモ・キンクロハジロ・ハクセキレイ・
さて、蝶でんな。
サラッとひと周りして観察種に大きな変化はおまへん。
アオスジアゲハ5頭、テングチョウ1頭、キチョウ1頭、でもって先週話題にした青屋門前ボケ植栽場のボロボロツマグロヒョウモン、今日は確認出来ず、入れ替わって元気な♂が睨みを利かせてましたわ。

あっ、そうや。この場所で一年通して何個体のツマグロヒョウモンが入れ替わるかってのを観察するのも面白いかも。
年に何回世代交代するかってのが分かるし、一年通してツマグロヒョウモンが好む場所かってのも確認出来るし。
でもって、今日のこの個体の特徴は。右の後翅の中央やや下の部分がコの字型に欠損してるってのが特徴やな。明日も確認しよっと。
観察種には大きな変化はおまへんが個体数に大きな変化が。
先週までは一桁観察やったモンシロチョウ、今日は各所で数頭ずつ観察し計21頭と一気に増加。これが一週間かけて徐々に増えたんか今日一気に羽化したんか分かりまへん、もし明日今日より格段多く確認出来たら羽化のタイミングに大きな誤差がないって事が分かりまんな。これまた面白いでんな。
梅林空池ではドクダミがチラチホラリ、

天守閣裏スロープで、ふむっ、見掛けん花やな。

帰宅後調べ多分、ユリ科のアリウム。ただ品種が多いんで正確な名前は分かりまへん。
ユリ科の花が咲き始め、ドクダミも開花、モンシロチョウはピークの兆し。
野鳥も少なくなったしそろそろ夏モードに切り替えまっか。