
しかし何これ、大阪の夏は湿度が高く暑いのは産まれたときから分かってるけど、今年の湿度は半端おまへんなぁ、実際。
梅雨入り後はカラッと暑く結局空梅雨、梅雨が明けてからジメジメ蒸し蒸し、爽やかな夏の暑さになって欲しいもんでんなぁ、実際。
人工川で蝶の観察中、カラスが騒ぎ出しドバトが飛び立つ、沖縄復帰の森方向から現れたオオタカがスーッと教育塔裏へ。もちろん探しに戻ったけど・・・。通り抜けたか探しきれんかったか。
最近、人工川で水浴びが観察されてるって事なんで目の前でって期待したけど、そんなにうまくはねぇ〜。
西外堀で4羽のカルガモ、やっぱカモは堀で見るのが一番。内堀でも1羽のカルガモ。 エナガは玉造口で5羽。
ほなっ、少ないけど今日の野鳥たち。
オオタカ・ツバメ・カルガモ・シジュウカラ・エナガ・スズメ・ヒヨドリ・キジバト・ハシブトガラス・カワウ・
では蝶の話を。って言うても特別変わった様子はおまへんが・・・
人工川でオオタカが現れたときに観察してた蝶は、ウラナミシジミ。
ヤマトシジミやツバメシジミとは違う飛翔。パタパタの間に一瞬(ほんの1秒程)翅を静止し滑空、その後セロリの白い花で吸蜜。
あの飛び方はビックリしたなぁ、シジミチョウで飛翔中翅を静止するの初めて見ましたわ。色んなことしてくれまんなぁ、実際。
教育塔裏の吸汁ゴマダラチョウは6頭、もう一カ所の音楽堂東では目的地に到着する前、紫色の花のちょいとした群生。近付けば、ハレッ、これってワルナスビと違ゃいまんのん。

紫色の花もおますねんな、へ〜、ええもん見せてもろうた。と気分良く樹液の木へ。
今日も8頭が美味しそうに懸命に吸汁。

緑のリズムでも1頭。先週程やおまへんが計15頭を観察。
今季出会いの少ないキタキチョウ、豊国神社裏で1頭。
モンシロチョウは飛騨の森で1頭のみ。
アオスジアゲハは11頭とほぼ横ばい。
暑さと共に徐々に増加のヤマトシジミ、各所で34頭と徐々に存在感を現す。
においの森では交尾の姿。

これからまだまだ増えまっせ。
ほなっ、今日の蝶たちといきまっか!
アオスジアゲハ・モンシロチョウ・キタキチョウ・ゴマダラチョウ・ツマグロヒョウモン・ウラナミシジミ・ツバメシジミ・ベニシジミ・ヤマトシジミ・
そんじゃ、トンボの話でんな。
暑さと共に数を増やしてきたのがシオカラトンボとタイワンウチワヤンマ。
シオカラトンボは人工川の12匹をはじめ、北外堀、梅林、豊国神社裏など広範囲で計17匹。
タイワンウチワヤンマは各堀で確認出来計21匹。
この2種に追いやられて?減少したのがオオシオカラトンボにコシアキトンボ。
しかし、面白いもんでんなぁ。人工川ではオオシオカラトンボとシオカラトンボが入れ替わり、堀沿いではコシアキトンボとタイワンウチワヤンマが入れ替わる。
これって、ピークをずらし時期的な住み分けをしてるんやろうか。色んな事を考えさせてくれますわ、ほんま。
オオヤマトンボは東外堀をパトロール。
ウチワヤンマは豊国神社裏と大手門前で。って大手門前で思い出した。
芝生エリア一帯工事のため白い塀が囲まれてましたな。なんや配水管の新設工事ってなこと書いてたけど、元通りになるんやろうか。ひょっとして芝生の広場がコンクリートに、ってな事にならんかったらええんやけど・・・
そんでもって今日もビックリの出会い。
桜広場観察中、元ヘリポート北側で大型のトンボが桜の葉にぶら下がる。黒地に黄色のライン。タイワンウチワヤンマやウチワヤンマとは留まり方が明らかに違う。
双眼鏡でじっくり観察し、やっぱサナエトンボ科。まずは遠目に撮影して、徐々に近づ・・・き・・・あっ。警戒心強いなぁ。何とか撮れた1枚がこれ。

分かり難いけど色々調べ、メガネサナエ♀。本種は過去に1度だけ記録があり今日で2度目。
レッドデータで絶滅危惧U類(絶滅の危機が増大している)の種。そんな稀少なトンボが2年連続で確認出来るとは!!!
野鳥、蝶、トンボを対象に継続的に記録を付けてるけど、他の生き物に目を向けたらもっと稀少な生き物がまだまだ居るんと違ゃうんやろうか。全てを観察するんはワシには無理!
暑い夏はまだまだ続きまっけど、皆さん体調管理はしっかりして観察しておくんなはれや。
ほなっ、今日のトンボたち。
シオカラトンボ・オオシオカラトンボ・コシアキトンボ・チョウトンボ・ウチワヤンマ・タイワンウチワヤンマ・メガネサナエ・オオヤマトンボ・ウスバキトンボ・